サメ

オオセ

オオセ Orectolobus japonicus(大瀬、英: Japanese wobbegong)は、テンジクザメ目オオセ科に属するサメ。キリノトブカなど地方名多数。

PROFILE

全長1mの底生性のサメで、オオセ科では日本近海に分布する唯一の種。

太平洋西部、南日本から朝鮮半島、フィリピン、東シナ海、東南アジアにかけて分布する。沿岸の水深200mまでの砂泥質の海底や岩礁、サンゴ礁などに生息する。

体色の模様はカモフラージュであり、夜行性で海底や岩などに姿を隠している[3]。待ち伏せ捕食型で、底生の硬骨魚類や甲殻類、サメ、エイなどを狙う。

日本では漁獲され食用になる。その他、中国、台湾、韓国、ベトナムなどでも漁獲される。

近づくと咬まれる危険性がある。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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